退職祝いのプレゼント選びのコツ
- 身内は1〜3万円、友人・知人、会社関係は1万円
- 身内の予算はやはり少し高めとなっている。そのほかはだいたい1万円程度。ただし中途退職や結婚・出産の場合は、定年退職より予算は低くなるようです。長年勤めあげたことに対する、ねぎらいの気持ちが伝わるプレゼントを選びたい。
- 定年退職は新しい門出
- 定年退職を迎えるご本人は長年に渡って仕事に取り組んできた満足感と同じくらい、職場を去る寂しさを感じることが多い。長年勤めたことへの感謝と、第二の人生がスタートする新しい門出、その両方が伝わるプレゼントを選びましょう。
- ゴルフ用品等趣味に関するものか、実用品がベスト
- 退職後は趣味を通じてゆっくり過ごすのであれば、それに関係する実用品がおすすめ。ゴルフやスポーツ用品などは、健康増進にもよい。もし再就職が決まっているのなら、カバンやネクタイ、名刺入れなど、仕事で使えるアイテムもおすすめです。第二の人生を迎える清々しい気持ちを、心のこもったプレゼントで応援しよう。
退職祝いのプレゼント選びのQ&A1
退職祝いのプレゼントを渡す場所は?
退職するのが同じ会社の人なら、職場で渡しても構わない。しかしなるべく他の社員の目に触れないようにするなど、周囲への気遣いは忘れないようにしたい。身内や親戚が集まって、お祝いの席を設ける場合はそのときに渡そう。
退職祝いのプレゼント選びのQ&A2
退職祝いを贈るときのマナーは?
のしをつける場合は「御引退御祝」「御定年御祝」など。水引は白赤の蝶結びで。直接渡せずに祝いの品を送る場合は、必ず手紙が先、品物が後に届くよう手配しよう。
退職祝いのプレゼント選びのQ&A3
退職祝いのプレゼントのタブーとは?
目上の人に、現金や金券を送るのは失礼にあたるので注意したい。実用品としてハンカチを思い浮かべますが、これは「手巾=てぎれ」で縁を切るにつながるため、避けた方がよい。目上で昔堅気の方に、履物(靴やスリッパ)を送るのは「踏みつける」に当たるためNG。
退職祝いのプレゼント選びのQ&A4
ちょっと気の利いた退職祝いとは?
退職後、自宅のパソコンを趣味に使う人も多いので、USBメモリや小型のカラープリンタなど、PC関連の小物は喜ばれます。またお酒が好きな方なら、入社した年に作られたワインやウイスキーなども洒落ています。また健康をつくる散歩を楽しくする万歩計なども喜ばれるでしょう。