エピソード(ID:1711)

コンステレーション

投稿者:Oowaさん

ミステリアスな初老の紳士

一生のうちで欲しいものは沢山有るけれど、オメガの時計は高嶺の花。青山の時計屋の前で自嘲気味なため息を漏らすと、隣に背の高い初老の男性が居た。「その時計がお気に召したのですか?」「いえ、綺麗なので見とれていたのです」って言って唐突に立ち去ったけれど、もしかしたらプレゼントしてくれようとしてたのか‥まさか‥見返りがこわい…謎は深まるばかり。