エピソード(ID:703)

ブリーフケース

投稿者:板垣さん

妻の目印のおかげで自分のバッグがわかった。

「そのバッグは僕のです!あなたのはこちらです!」大声で呼ばれて我に返った。新幹線で居眠りして、寝ぼけて隣の人のバッグを持って降りようとしたらしい。妻がプレゼントしてくれた時に付けてくれたキーホルダーが、相手のブリーフケースに光っている。何とか間に合って良かったとドア越しににんまり笑った二人だった。