2016年 Open MUJI Tokyoにて沖縄伝統の焼き物を取り上げた「手と土と火と 沖縄のやちむん展」開催

2017年2月26日より、Open MUJI Tokyoにて「手と土と火と 沖縄のやちむん展」が開催されます。沖縄伝統の陶芸を紹介する展示会で、歴史と風土にはぐくまれた焼き物やちむんを作品、道具、写真などから多角的に紹介。効率を追求した工業製品とは一味違う手工芸品から現代の暮らしについても考えるイベントとなっています。

出典 www.muji.com

暮らしのあり方を問いかけるOpen MUJI Tokyo「手と土と火と 沖縄のやちむん展」

2016年2月26日から4月3日まで、無印良品 有楽町2階のOpen MUJI Tokyoにて「手と土と火と 沖縄のやちむん展」が開催されます。やちむんと呼ばれる沖縄伝統の焼き物を紹介するもので、古くから受け継がれる手仕事を通して未来の暮らしのあり方を見つめます。期間中の3月7日には「やちむんの里」にある読谷山焼北窯の松田米司親方や、映画「あめつちの日々」を監督した川瀬美香氏らによるトークイベントを開催。3月25日には同映画の試写会も行われるなど、豊かな暮らしの本質について問いかける興味深い内容です。

知っておきたい!「手と土と火と 沖縄のやちむん展」の理解を深める豆知識

Open MUJI Tokyo「手と土と火と 沖縄のやちむん展」を深く理解するために知っておきたいのが、やちむんと映画「あめつちの日々」に関する情報です。焼き物を通じてシンプルで温かみのある暮らしや生き方が見えてくる点に注目です。

沖縄「やちむんの里」とは?

沖縄の読谷村にある「やちむんの里」は窯元が集中したエリアで、15の工房のほかショップやギャラリーも併設されています。やちむんは赤土とサンゴを原料とした化粧白土からできており、釉薬にはもみ殻や琉球松の灰から作られたものを用います。沖縄の自然から生まれた焼き物はシンプルな造形と土の温もりを感じる色合いが特徴で、唐草やとびかんなといった伝統的な絵柄から現代的なクラフト型までデザインはさまざまです。素朴な美しさが近年人気のやちむんを生み出すため、「やちむんの里」の陶工たちは日々創作に励んでいます。

ドキュメンタリー映画「あめつちの日々」にも注目

ドキュメンタリー映画「あめつちの日々」は、川瀬美香氏が沖縄・読谷村の読谷山焼北窯でやちむん作りに携わる人々を3年に渡って撮影した作品で、「やちむんの里」にて沖縄の伝統を受け継ぎ手仕事に勤しむ人々のシンプルな暮らしぶりを追っています。Open MUJI Tokyo「手と土と火と 沖縄のやちむん展」の期間中に行われる試写会は、4月の公開に先駆けたものとなっており、一般試写会とは別に親子連れで楽しめる親子試写会の時間も設けられています。

Open MUJI Tokyo「手と土と火と 沖縄のやちむん展」概要

「手と土と火と 沖縄のやちむん展」
■期間:2016年2月26日~4月3日
■場所:無印良品 有楽町 2F Open MUJI Tokyo
    東京都千代田区丸の内3-8-3
    インフォス有楽町
■入場:無料
■問い合わせ:03-5208-8241

「映画 あめつちの日々 試写会」
■開催日:2016年3月25日
■場所:無印良品 有楽町 2F Open MUJI Tokyo
■時間:親子試写会11:00〜12:35
    一般試写会 15:00〜16:35
■入場料:無料(要予約)
*ほか関連トークイベントあり

<Open MUJI Tokyo>
公式サイト

ベストプレゼント編集部からのコメント

焼き物から暮らしを考えるOpen MUJI Tokyo「手と土と火と 沖縄のやちむん展」

若い女性の間でも人気が高まっている沖縄のやちむんに焦点を当てたOpen MUJI Tokyo「手と土と火と 沖縄のやちむん展」。伝統の焼き物から暮らしのあり方を考えるテーマとなっており、日々の生活を見つめなおすきっかけとなりそうです。

著者:ベストプレゼント編集部 武田あゆみ
百貨店のギフト販売を5年経験後、フリーライターへ転身。2015年9月よりベストプレゼント編集部に参画、プレゼント関連情報のニュースライターとして活躍。

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