ロシアの天才トゥガン・ソヒエフの指揮で聞く「NHK交響楽団2016横浜定期演奏会」が開催

2016年1月23日（土）にNHK交響楽団2016横浜定期演奏会が横浜みなとみらいホールにて行われます。毎年恒例の横浜定期演奏会ですが、三大バレエ音楽の一つであるチャイコフスキーの「白鳥の湖」など今年は全てロシア作品が演奏されます。今回はロシアの天才の呼び声高いトゥガン・ソヒエフを指揮者に迎えるほか、ロシア出身のチャイコフスキー国際コンクール第2位のピアニスト、ルーカス・ゲニューシャスをソリストに迎え、ロシアの名旋律の数々が演奏されます。ロシアの精鋭アーティストと日本最初のプロ・オーケストラとして知られるNHK交響楽団が奏でる重厚なロシア音楽の調べを、ぜひ生演奏でお楽しみください。

今回タクトを振るトゥガン・ソヒエフは、トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団およびベルリン・ドイツ交響楽団の音楽監督を務め、目覚ましい活躍を続ける指揮者として知られています。世界一流オーケストラに客演しており、2014年からはボリショイ歌劇場管弦楽団の音楽監督県主席指揮者も務めています。NHK交響楽団がトゥガン・ソヒエフ氏を客演に迎え演奏するのは今回で2度目で、1度目の2013年の公演の際には「N響がかつてない最高の演奏をした」と絶賛の嵐を巻き起こしました。38歳という若さながらロシアの天才として世界に名を馳せるトゥガン・ソヒエフが得意とするロシア音楽をNHK交響楽団とどのように奏でるか、注目が集まっています。

NHK交響楽団2016横浜定期演奏会は「ロシア・プログラム」と銘打ち、ロシアの名曲が演奏されます。オープニングは華やかで軽快なテンポが心地良いグリンカ作曲『歌劇「ルスランとリュドミーラ」序曲』、哀愁漂うメロディに重厚でロマンティックかつ華やかさを持ち合わせた名曲、ラマニノフ「ピアノ協奏曲 第2番」、そして壮大なオーケストラで演奏するチャイコフスキーの「白鳥の湖」と続きます。超絶技巧が求められる難易度の高い曲として知られるラマニノフ「ピアノ協奏曲 第2番」のソリストには、バロックから現代まで幅広いレパートリーを持ついま注目のピアニスト、ルーカス・ゲニューシャスを迎えます。ロシアの精鋭アーティストとNHK交響楽団の夢の競演で送る、ロシア音楽を存分に堪能できるプログラムになっています。

＜NHK交響楽団2016横浜定期演奏会＞
■ 開催日時：2016年1月23日（土）
■ 開演時間：14:00
■ 会場：横浜みなとみらいホール 大ホール
■ 料金：S席 8,800円、A席 7,300円、B席 5,700円、C席 4,600円
■ ホームページ：横浜みなとみらいホール
■ 問い合わせ：横浜みなとみらいホール 045-682-2000