女川町の魅力を味わえる!2016年の復興支援イベント「まるごと女川町復幸祭」が東京・浅草で開催

日本全国の名産品を紹介する商業施設「まるごとにっぽん」にて、2017年3月6日~11日の間、宮城県女川町・復興イベントが開催されます。限定グルメの提供や海産物販売、また音楽ライブやワークショップの実施など、東京・浅草で女川町の魅力を楽しむ事ができます。イベント収益の一部は「女川桜狩りの会」に寄付されます。

出典 umahiro.jp

聴いて・作って・食べて楽しむ 2016年の復興支援イベント「まるごと女川町復幸祭」!

2016年3月6日(日)~11日(金)に宮城県・女川町の復興イベントとして「まるごと女川町復幸祭」が東京・浅草にある「まるごとにっぽん」で開催されます。

イベント期間中は宮城県・女川町の海産物を使った限定グルメの提供や、400名限定で女川汁(さんまのつみれ汁)が無料で振る舞われます。また復興支援アーティストによる音楽ライブ、スペインタイルやオーガニック石鹸のワークショップ、ポスター展示会、そしてトークショーでは、現役で復興支援をになっている3名のスピーカーによる「女川町の魅力」についての対談が視聴できます。その後に交流会もあり、現地の方との直接な情報交換等もできる、食べて楽しんで学べるイベントです。

「まるごとにっぽん」とは? 

「まるごとにっぽん」は地方の魅力を味わえる憩いの空間を提供する商業施設です。日本全国の鮮魚や工芸品など名産品のご紹介や販売、ご当地グルメが味わえるカフェ・レストランも入っている大規模なふるさと施設です。また、それだけではなく地域貢献・震災復興といった社会的なミッションをも含んでおり、今回の復興イベント収益の一部は「女川桜守りの会」に寄付されます。今後千年に渡り10万本の桜の植樹活動に役立てられます。 

全国の人に知ってほしい!女川町の魅力

女川町は、宮城県の東端、太平洋に突き出た牡鹿半島の位置し、日本有数の漁港「女川漁港」がある港町で有名です。豊かな魚種の水揚げや牡蠣やホタテ等の養殖等が盛んで、なかでも秋の味覚「秋刀魚」の水揚げ量は全国でもトップクラスです。震災時には被災地の中でも特に大きな被害を受けた女川町ですが、復興に向けて様々な取り組みが行われており、魚介グルメはもとより、地元の素材を活かた南三陸石鹸や海外の要素を取り入れたスペインタイル工房など、国内外をも取り込む新しい発想と地元の底力を感じる町です。

食べて嬉しい海産物のおすすめイベント

1)海産物の即売会
女川町で水揚げされた「むきホヤ」や「さきホヤ」、お土産として人気の「蒲鉾本舗 髙政」の笹かまぼこなど海産加工食品を購入する事ができます。

-開催場所:3階浅草にっぽん区 みんなでたいけん
-開催日時:3月6日(日)~11日(金)10:00~18:00

2)女川汁(さんまのつみれ汁) 無料振る舞い
女川さんまをつみれ汁にした「女川汁」が無料で味わえます。400名様先着なので、日時を確認して早めに行動される事をお勧めします。 

-開催場所:3階浅草にっぽん区 わくわくおそと
-開催日時:3月6日(日)、11日(金)①13:00~、②15:00~
-料金:無料
-参加方法:各回先着100人限定(限定400食)

3)三陸産 海の幸のミックスフライ定食
海鮮丼で有名な「おかせい」と全国各地の郷土食材や旬の食材を活かしたカフェ「Café M/N」がコラボレーションした「お魚いちばおかせい×Cafe M/N」では、イベント期間中限定で三陸の新鮮なホヤ、牡蠣、穴子の3種類の魚介フライに自家製タルタルソースを添えた「三陸産 海の幸のミックスフライ定食」を食べる事ができます。

-開催場所:Café M/N
-開催日時:3月6日(日)~11日(金)11:00~21:00

聴いて感じる音楽ライブ・トークショー

イベント初日には「優しさの中にある強さ」をコンセプトにLIFE(生命・人生)を中心に歌い、幅広い層の心に響く楽曲を提供する男女2人のサウンドユニット「i-nos」が特設ステージにて東日本大震災にあてたメッセージソング「雪になっても桜になっても」などを披露。

また最終日11日には「女川町に来てみませんか?」と題したトークショーでは、女川町を中心にまちづくり・事業再建や新規事業立ち上げなどの支援活動中の小松洋介氏をはじめ、南三陸石けん工房の創設者厨勝義氏、仙台初国産ギター・ベース専門店設立者梶屋陽介氏ら現在の女川町の復興支援事業を担っている3名が女川町の魅力について対談します。対談後には交流会もあり、直接お話する事ができます。(交流会参加は事前予約必要です。)

作って楽しむワークショップ・展示会

展示スペースでは2015年2月〜5月に地元新聞社主催で行われた「いまできることプロジェクト」で、投票されたポスター全120作品のなかから44種類が展示されています。おもしろさとたくましさが同居する女川らしいポスターやインパクトのある面白いポスターなど、女川町の情緒あふれる豊かな作品をご覧いただけます。 

ワークショップスペースでは、ワカメやシルクなど南三陸町の自然の恵みでつくる手作り高級石鹸「南三陸石鹸」やスペインの材料と技法を使い手描きで色付けし焼き上げるスペインタイル制作体験ができます。 スペインタイル工房では、7.5 cm x7.5cmのタイルのテンプレートに色づけを行い、色づけ後は、女川町の工房で焼き上げ1枚はご自宅に郵送、1枚は女川町の新しい商店街を彩る1ピースとして、寄付されます。

※ワークショップは参加料金が発生します。詳しくはホームページにてイベントスケージュールをご参照下さい。

2016年「まるごと女川町復興祭」概要

「まるごと女川町復興祭」
■日時:2016年3月6日(日)〜11日(金)
■場所:東京都台東区浅草2-6-7「まるごとにっぽん」
■アクセス:
-つくばエキスプレス「浅草」駅から徒歩1分
-東武スカイツリーライン「浅草」駅から徒歩7分
-東京メトロ銀座線「浅草」駅から徒歩8分
-都営浅草線「浅草」駅から徒歩8分
■料金:入場料はありません
■問い合せ先:まるごとにっぽんお客さま窓口 03-3845-0510
■ホームページ:https://marugotonippon.com/

ベストプレゼント編集部からのコメント

楽しむだけではなく社会を学べるイベント

現地に行かないとなかなか手にはいらない商品が購入できたり、ご当時グルメが堪能できるのが凄く魅力的。震災復興支援、特に事業再建は世界的にも注目されているので、トークショーも楽しみですが、その後の交流会にて直接スピーカーとお話してみたいですね。

著者:ベストプレゼント編集部 武田あゆみ
百貨店のギフト販売を5年経験後、フリーライターへ転身。2015年9月よりベストプレゼント編集部に参画、プレゼント関連情報のニュースライターとして活躍。

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ベストプレゼント編集部:東京都中央区銀座6-13-16 銀座ウォールビル9階