圧倒的スケールの桜やツツジを楽しめる御船山楽園「花まつり」
武雄温泉で知られる佐賀県・武雄の御船山楽園にて「花まつり」が2016年3月18日から開催されています。園内にあるおよそ2000本の桜が4月15日までライトアップされ、その規模は九州最大を誇ります。また春の深まりとともに見頃を迎える20万本のツツジや樹齢200年の大藤についても春もみじとともに4月16日から5月8日までライトアップを実施。見事な花景色を堪能できます。「花まつり」期間中は萩野尾御茶屋も特別に公開され、昼は茶屋として、また御宿竹林亭と御船山観光ホテルに宿泊する場合は22時から茶屋バーとしても利用できるようになっています。
御船山楽園とは?
佐賀藩主であった鍋島家ゆかりの御船山楽園は、本家鍋島藩の家老を務めた鍋島茂義によって江戸時代に造園されました。自らも狩野派に師事した画家であった茂義は、造園にあたって並々ならぬ美意識を発揮し、京から絵師を招いて設計させ、およそ3年の月日をかけて理想の庭を完成させたといいます。その庭は御船山のごつごつとした風貌を生かしており、四季折々のたおやかな草花とのコントラストが見事です。2010年には国登録記念物(名勝地)に指定されました。
風情あふれる御船山楽園「花まつり」の魅力
春休みやGWなど楽しみな時期と重なる御船山楽園「花まつり」。時間をかけて楽しみたくなるその魅力に注目です。
これは必見!昼も夜も美しい花景色
御船山楽園の「花まつり」の先陣を切るのは約2000本の桜です。「染井吉野」「大島桜」「八重桜」が一斉に咲き誇るさまは見事の一言で、ライトアップされた夜桜は非常に見応えがあります。池の周りでは水灯篭とともに幻想的な景色を演出し、昼と夜で全く異なる表情が大変魅力的です。桜と入れ替わるように「久留米」「平戸」といったツツジが見頃を迎え、やがて大藤も花開きます。無骨な御船山の麓で群生するツツジが赤、ピンク、白など華やかに色づく様子は、奥深い情趣が感じられ、一度見たなら忘れられない美しさです。昼夜や移ろう季節で変化する花々の表情を、宿泊予定を組み込んでじっくり楽しむのもお勧めです。
御船山楽園「花まつり」概要
「花まつり」
■期間:2016年3月18日~5月8日
■場所:御船山楽園
■入園料:
▽2016年3月18日〜4月15日
大人¥600/小学生¥250
▽2016年4月16日〜5月8日
大人700円/小学生300円
*大人は中学生以上、子供は小学生まで
<御船山楽園>
■所在地:佐賀県武雄市武雄町武雄4100
■アクセス:長崎空港よりタクシーで約40分
■電話:0954-23-3131
■公式サイト
■フェイスブック公式サイト
春休みやGWに出かけたい御船山楽園「花まつり」
御船山楽園「花まつり」は、見応えのあるスケールに注目です。桜からツツジ、大藤と、長い期間春の花々を楽しめるのが嬉しいですね。歴史ある庭園の佇まいもまた風情があり魅力的です。春休みやGWに出かけたいですね。