日本刀ファン必見!京都・北野天満宮で開催中の宝刀展にて「髭切」をはじめとする幻刀が公開中

北野天満宮(京都市上京区)の宝物殿において、2017年1月23日(土)より、北野天満宮所蔵の御神刀を一般公開する特別展「学問の神・驚きの宝刀展」が開催されています。公開中の御神刀約40振のうち5振が重要文化財に登録されており、さらには京福電鉄と東映太秦映画村等でスタンプラリーも同時開催ということで大いにお楽しみいただけるイベントなっています。

重要文化財5振含む大多数の刀が本邦初公開

毎年桜のシーズンになると多くの花見見物客で賑わう、京都市上京区は南北に走る西大路通りに面した平野神社。そこから東に折れて天神川を渡ると、学問の神様で知られる菅原道真公がご祭神としてまつられる全国1万2000社の天満宮・天神社の総本社、北野天満宮があります。その北野天満宮で2016年1月23日(土)より開催されているのが、特別展「学問の神・驚きの宝刀展」。北野天満宮所蔵の約80振のうちおよそ半数を占める御神刀がお披露目となり、重要文化財が5振(「鬼切丸」、「恒次」、「助守」、「師光」、「国広」)、さらには本邦初公開となる幻の刀が大多数というから日本刀ファンならずとも、日本人であれば一度は見ておいて、知っておいて損は無いイベントです。

ゲームキャラクターの”モデル”目当てに、若い女性客も興味津々

菅原道真公と言えばご存知学問の神様、そのような賢者が祀られている天満宮に刀が納められているのは驚きの一言。全国の天満宮・天神社の総本社ということもあり、はるか昔から政治的、文化的に力を持っていたということは想像に難くありません。今回公開されている刀約40振のうち、重要文化財が5振、そのうち最も世間で知られているのが「髭切」の異名を持つ「鬼切丸」。戦国時代の武将がゲームキャラクターとして人気を博してから久しくありませんが、今や刀がキャラクターとして描かれ、特に北野天満宮所蔵のこの「髭切」若い女性から高い人気を誇るのだとか。同特別展でも女性客の多さがひと際目を引きます。ご近所にある京福電鉄(嵐電)と東映太秦映画村等でもスタンプラリーも同時開催していることですから、ご家族や友達、カップルで訪れてみるのも良いかもしれません。 京都の冬は一段と冷えますので、あたたかい格好でお出かけください。

「学問の神・驚きの宝刀展」概要

開催期間:2016年1月23日(土)~3月13日(日)
開館時間:午前9時~午後4時
交通アクセス:〒602-8386 京都市上京区馬喰町 北野天満宮社務所
電話番号:075-461-0005
拝観料:梅苑・宝物殿共通割引で大人950円、中高生900円、小学生以下450円
北野天満宮公式WEBサイト:http://kitanotenmangu.or.jp/

ベストプレゼント編集部からのコメント

学問の神様に肖りましょう

ご存知学問の神様、菅原道真公。受験シーズンの真っ最中ですが、道真公に肖るのが受験生を応援するひとつの手段かと思います。本番に向けた受験生を応援する意味も含めて、訪れてみてはいかがでしょうか。もしかすると展示されている日本刀についての出題があったりして。

著者:ベストプレゼント編集部 武田あゆみ
百貨店のギフト販売を5年経験後、フリーライターへ転身。2015年9月よりベストプレゼント編集部に参画、プレゼント関連情報のニュースライターとして活躍。

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